【短期集中講座】Houdiniへの誘い/秋元 純一 氏
読解 分解 構築 理解
参加費:38,500
円(税込)
__DI__2019/10/20(日) - 22(火・祝)__DS____DE__
開催日:2019/10/20(日) - 22(火・祝)10:00 - 19:00
会場:ボーンデジタルセミナールーム(東京都千代田区九段南1-5-5)
売り切れ
30
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受付は終了しました
本講座はHoudiniがインストールされているパソコンを持参して受講する講座です。
ノートPCでも学習できるように重たいシミュレーションなどは行わない予定です。
Houdiniのシステム環境につきましてはこちらよりご確認ください。
講義の詳細
Houdiniに興味を持っている方、すでに使っているが、更に追求したい方を対象に、Houdiniの面白さを解説していきます。
大きく3段階に分け、更にその中でも細かく要素を分けて、作りたいものとプロセスの両方の視点からアプローチを掘り下げていきます。
すべての要素では、基礎的な内容から始まり、応用的なアプローチまで解説し、更に絵として出力する際のテクニックなどを含めて、トータルのワークフローを解説していきます。
ハンズオンで進めますが、基本的には自分のペースで進められる様に構成し、不明点をあぶり出していくスタイルです。
また、Houdiniを使用する上で大事な要素が、デバッグの作業です。
ここを一人で作業するのと、有識者のアドバイスがあるのでは大きく差が開いてしまう要因の一つかもしれません。
今回の講義では、デバッグ作業の重要性を知ってもらう為、解説と作業を切り分けて進めます。
その中で自分自身の考える力やデバッグ能力を養って貰えればと思います。
ただし、リアルタイムでヘルプを聞ける強みが、今回の講義とチュートリアルと大きく違う所です。
重要な要素を読解し、組み立て、エラーをデバッグする。
Houdiniはこの流れの繰り返しです。
この機会に、是非Houdiniの素晴らしさを体感していただきたいと、切に思います。
※画像はイメージです。実際に講義で作成するものとは異なりますのでご注意ください
カリキュラム
1日目
素
Houdiniの最も重要な構成要素である、Attributeを深く理解し、それを利用することで何が行えるのかを検証して行きます。
Houdiniで構成する要素のの最小限で、一体どの様な現状を観察できるのか。ここをイントロダクションとして、自分のHoudiniへの理解度を図っていきましょう。逆に言えば、この要素をしっかりと理解することで、今後のHoudini人生を大きく左右する要素です。
点
Houdiniの本来の強みである、Pointの概念を掘り下げていきます。なんてことの無い要素である点、それは時に画面を構成す要素でも重要な役割を果たします。Pointをコントロールするだけで、シンプルにどこまで面白い絵を作れるのかチャレンジしていきます。SOP、VOPからMantraまで、一連の流れを通して点の表現を追求します。
線
Pointを理解することで、それらを繋ぐ線をコントロールする事も可能になります。点だけでは表現できなかった要素を追求していきます。Houdiniにおいて線の表現は非常に得意分野でもありますが、どの様なコントロールがスマートなアプローチなのかを解説していきます。シンプルな要素も、見せ方によっては重厚な画作りが可能です。自動的に線を生成する事を、VOPやWrangleをメインに考えていきます。
2日目
面
点を繋げて線、線を閉じて面。CG空間の面白さがここにあります。普段は閉じられた面であるPolygonを扱っていますが、それを単純な面として捉えるのではなく、表現したいもののキャンバスと捉えます。面には無限の可能性があり、そこから様々なものを表現する事が出来ます。ここでは、SOPやVOPで出来るプロシージャルな物質作りのアプローチを解説します。
質
物を表現する上で、その質感は重要な要素です。HoudiniではMaterialの構成にVOPを使用していますが、簡単な質感のセッティングから、重厚な質感づくりまでトータルで解説します。構成する物質は、VDBなどを駆使してプロシージャルに生成し、それらをどの様な質感で出力するか、各自のセンスを取り入れながら進めていきます。
光
質感を表現する上で、光の要素は重要なポイントです。単純なライティングの設定から、特殊なライティングまで、表現に必要なアプローチを含めて物質をレンダリングしていきます。
3日目
量
Houdiniを語る上で、シミュレーションは外せません。ここからは動的な表現をしていく上で、シミュレーションをベースに進めます。なるべく軽量化したシミュレーションで構成し、それでも物量を感じる様な表現を追求していきます。ここでは、Particle的な動きと、Rigid Bodyの要素を組み合わせて、崩壊を表現していきたいと思います。
流
熱というのは、空気の動きを再現する上で重要な要素の一つです。熱によって発生した現象を絵に落とし込む為に、どの様なアプローチがあるのかを探っていきたいと思います。Pyro Solverを用いた気体のシミュレーションをする事で、リアリティのある動きと、SOPを挟んで出力する事で、単純なシミュレーションでは無い、一つのアートとして昇華させる方法を解説していきます。
物
物そのものをシミュレーションする事で得られる結果は、ダイレクトな面白さがあります。ここでは、Vellumを用いた、新たな表現を探っていきたいと思います。Vellumによって構成される、Houdiniの新たなワークフローを通じて、今後訪れるであろう、新たなアプローチを研究し、アセットへの理解や、自身のワークフロー発展への礎を築いて行きましょう。
講師の紹介
Houdiniアーティスト
秋元 純一 氏
1984年福島県生まれ。 東京マルチメディア専門学校卒業しその後株式会社トランジスタ・スタジオへ入社。専門学校時代からこれまで、Houdiniを使い続けている。CM、映画、MVなど、様々な分野でVFXを作成している。 CGWORLD.jpにHoudini Cook Bookを連載している。
開催概要
- 開催日時
- 2019年10月20日(日) - 22日(火・祝) 10:00 - 19:00
- 講座スタイル
- ハンズオン
※講義に必要なPCは持参になりますのでご注意ください
- 開催場所
- 株式会社ボーンデジタル セミナールーム(地図を見る)
注意事項
※受講票は受講日の2営業前までにご登録いただいたメールアドレスへお送りいたします
※受講票の送付はございませんので、当日は受講票を印刷、もしくは画面を受付にてご提示ください
※システムの都合上、決済する際に配送先を指定する必要がございます
※注文完了メール、受講票などが届いていない方は「迷惑メールフォルダ」もご確認ください
※システムの都合上、携帯キャリアのメールアドレスへの配信ができない場合がございます。(GmailやYahooなどのメールアドレスでのご登録をお願いいたします)
※講義に必要なPC及びソフトウェアは持参になりますので各自でご用意ください