本書は、テクスチャの「描き方」にとどまらず、テクスチャと関係の深いゲーム開発の側面を広い視野で理解する基盤となる情報を提供することを第一の目的としています。
前半では、コンピュータグラフィックスの基本、シェーダやマテリアルの基礎知識など、ゲーム制作に必要な基礎知識を解説します。
後半には、さまざまな環境(SF、都市、ファンタジー、景観)に合わせたテクスチャのセッティング方法を具体的に解説した演習が用意されています。
さらに、法線マップ、マルチパスシェーダ、テクスチャによるパーティクルエフェクトの作成方法など、ゲーム制作パイプラインで必要となる知識、Photoshopを効率良く使いこなすための便利なヒントも掲載されています。
テクスチャのエキスパート、ルーク・アハーンから、現場で本当に役に立つゲームアート制作の実践テクニックを学びましょう。
第1章 ゲームアートの基礎
第2章 コンピュータグラフィックステクノロジーの概要
第3章 シェーダおよびマテリアルの基礎知識
第4章 テクスチャ作成の準備
第5章 さまざまな環境: SF
第6章 さまざまな環境: 都市
第7章 さまざまな環境: ファンタジー
第8章 さまざまな環境: 景観
第9章 ゲームエフェクト
第10章 法線マップとマルチパスシェーダ
付録 Photoshopの基本