第1特集
アイドルCGキャラクター研究
近年、「2次元アイドル戦国時代」と言われるほど、歌って踊る「アイドル」コンテンツが様々な媒体で盛り上がりをみせている。本特集では、中でもCGで描かれるアイドルに着目し、女性キャラクターをよりかわいく、男性キャラクターをよりカッコ良く魅せるアイドルコンテンツ制作の真髄に、キャラクター造形・ダンスアニメーション・ステージ演出の3つのポイントから迫る。
- Girls01 TVアニメ『アイカツスターズ!』
by サンライズD.I.D.スタジオ
- Boys01 TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』
by A-1 Pictures
- Girls02 アーケードゲーム『アイドルタイムプリパラ』
by シン ソフィア
- Boys02 TVアニメ『ドリフェス!』
by トランジスタ・スタジオ&MORIE
Girls01 TVアニメ『アイカツスターズ!』
by サンライズD.I.D.スタジオ
アイドル養成学校を舞台に、様々な個性の女の子たちが自分のファッションブランドをもちトップアイドルを目指していく『アイカツ!』シリーズの最新作『アイカツスターズ!』。サンライズD.I.D.スタジオの技術の粋を集めて表現される「かわいさ」とは?
Boys01 TVアニメ『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレジェンドスター』
by A-1 Pictures
2010年のゲーム発売からTVアニメ、ライブなど多方面に展開を続け男性アイドル作品の金字塔とも言える『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズ。昨年10月から放映されたTVアニメシリーズ4期から、12話と13話にてOAされた決戦ライブシーンのメイキングを紹介する。
第2特集
プログレッシブ・エンバイロンメント
背景を中心とした環境構築を担うエンバイロンメントアーティスト。時代の要請やツールの進化に伴い、その役割も多岐にわたるようになってきた。ここでは、海外仕込みの考え方と実践手法のガイダンスにはじまり、SubstanceやUE4、Houdiniといった先端ツールを使った作例を紹介する。
- INTRODUCTION
海外の背景シーン構築におけるデファクトスタンダード
鈴木流・シーンアッセンブルのすすめ
- ARTIFACT
Substance DesignerとUE4を徹底活用
オックスフォード図書館
- NATURE
Houdini 16の新機能で生み出す地形
モニュメントバレー風の荒野
ARTIFACT
Substance DesignerとUE4を徹底活用
オックスフォード図書館
昨年話題を呼んだ、フリーランスのエンバイロンメントアーティスト・篠原愛子氏によるUnreal Engine 4で制作されたフォトリアルなオックスフォード図書館。ここでは、Substance Designerとブループリントの用法を中心に解説してもらった。
NATURE
Houdini 16の新機能で生み出す地形
モニュメントバレー風の荒野
最新のHoudini 16に新しく搭載された強力な地形作成機能「HeightField」。昨年上梓した自著のヒットも記憶に新しいトランジスタ・スタジオの平井豊和氏にこの機能を中心に用い、モニュメントバレーのような自然の景観を作成してもらった。
特別企画&連載記事
HOT STUFF
- Creators in Pack デジタル作画事例3本立て
- イクリエ&ファーストインパクトが開発 HTC Viveを使ったデジタル原型のVR閲覧システム
- Sony 8K/HDR PV by デジタル・ガーデン
Creators in Pack デジタル作画事例3本立て
東京一極集中になりがちなアニメ業界において、地方に立地しつつも、デジタル技術を駆使して地方から独自革命を起こそうとしているスタジオがある。それがクリエイターズインパックだ。ここでは、同社大阪スタジオのデジタル作画の取り組みを3作品の事例と共に紹介していく。
SERIAL
- Game Graphics Studio
- アニメCGの現場
- VFXアナトミー
- デジタル造形ノート
- Observant Eye
- ModelingCafeコンセプトモデリング講座
- JET STUDIO Effect Lab.
- Houdini Cook Book
- 画龍点晴
- アニメーションスタイル
- Open Up!
Game Graphics Studio
『ポケットモンスター サン・ムーン』
ニンテンドー3DSにおけるシリーズ第3弾『ポケットモンスター サン・ムーン』。本作の開発にはゲームフリーク・クリーチャーズ・ポケモンの3社が高度な連携体制を敷いている。携帯ゲーム機向けに大量のアセットを扱う分散開発と、その工夫に迫る。
アニメCGの現場
『ソウタイセイカイ』
アニメ業界の新星・櫻木優平氏。これからのアニメ業界を語る上で欠かすことのできない注目クリエイターのひとりである。そんな櫻木氏の監督第2作目となる『ソウタイセカイ』は、オモテとウラのようにソウタイして存在する2つの世界を描いたSF作品だ。“スマートCGアニメーション”と銘打たれた本作には、フル3DCGアニメーションとしての新たな手法や挑戦が詰め込まれている。
VFXアナトミー
連続テレビ小説『ひよっこ』タイトルバック
本作は、日用品とジオラマ用フィギュアを巧みに組み合わせた写真作品『MINIATURE CALENDAR』で知られる田中達也氏の世界観に、フォトリアルなCGアニメーションを施すことで、いわゆるコマ撮りとは似て非なるビジュアルを実現させている。映像ディレクションならびに一連の映像制作をリードしたのは、森江康太氏が率いるMORIE。ミニチュア写真家・田中達也氏とMORIEという異色タッグによって、“カクカクと動かないコマ撮り”という新たなアニメーション表現が誕生した。
デジタル造形ノート
『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』 蔵土縁紗夢 1/7スケールフィギュア
今回紹介するのは、グッドスマイルカンパニーから今年8月に発売予定となっている『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』より、「蔵土縁紗夢」のフィギュア。原型を担当したのはエルドラモデル(潤)氏。独特の髪型や服装がいかにしてつくられていったのか? エルドラモデル(潤)氏の卓越したテクニックをみていこう。