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【オンライン配信】Let’s Art IN 田舎 ’25 鞆の浦『Framed Framed 』シリーズの著名アーティストマルコス・マテウ=メストレ氏の初のオンラインコース!!Hollywoodのストーリーテリング・レイアウト絵作りの巨匠から学ぶ機会はここ!見逃し配信あり
The first-ever online course by renowned Framed Ink series artist Marcos Mateu-Mestre! This is your chance to learn directly from a master of Hollywood storytelling, layout, and visual composition.

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参加受付中

満員御礼

受付終了

残席わずか!

参加費:38,500 円(税込)

開催日:2025/6/13(金)〜15(日)

オンライン配信限定

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【注意事項】
※本ワークショップは株式会社ボーンデジタルが販売し株式会社blue gradation(代表:伊藤頼子氏)がワークショップを主催します
※本ワークショップの申込者の個人情報は開催運営に必要な情報を株式会社blue gradationと共有しますので予めご了承の上お申込みください
※本ワークショップは6/13から開催される「Let’s ART IN 田舎 2025年 第3回 Marcos Mateu Mestre」のストリーミング配信となります
※野外のペインティングはライブでの配信が難しいため後日編集してからのアーカイブ配信(3週間後を予定)となります
※アーカイブ配信は期間限定ですが後日配信します
※システムの都合上、決済する際に配送先を指定する必要がございます
※注文完了メールが届いていない方は「迷惑メールフォルダ」もご確認ください
※システムの都合上、携帯キャリアのメールアドレスへの配信ができない場合がございます。(GmailやYahooなどのメールアドレスでのご登録をお願いいたします)
※領収書が必要な方はこちら(https://ms.receipt-invoice.jp/u/cgworld/login/)より発行することができます

講義の詳細

※本ワークショップは、6月13日(金)から3日間にわたり開催される「Let’s ART IN 田舎 2025 第3回 Marcos Mateu Mestre」のストリーミング配信です。

※野外で行われるペインティング講義は、ライブ配信が難しいため、午前中の講義と同様に後日アーカイブ配信を予定しています。

※午後の講義のアーカイブ配信は、配信日から3週間以内の視聴期間となりますので、あらかじめご了承ください。

Click here for the lecture description in English.
https://docs.google.com/document/d/1jzr5IqFBuGRF5WzFZpo3x9YG7G6mBLdO6yYZfg9UfWw/edit?tab=t.0

『Framed』シリーズで知られる著名なアーティスト、マルコス・マテウ=メストレ氏は、ハリウッドでストーリーを追求した絵作りを映画制作に実践してきました。その集大成として、フレイムドインクシリーズの教本を執筆し、世界中で高く評価されています。映画製作において、絵作りのレイアウトは欠かせない要素です。

今回の日本での講座では、マルコス氏が彼の本をもとに用意した盛りだくさんの内容が提供されます。講義では、ストーリーテリングの技法を使い、受講生が現地で課題をこなす中で、マルコス氏の講評を受けることができます。特別にアレンジされた直接ハンドオンでのクラスと、毎回の講義に沿った課題をこなす午後のワーク時間を通じて、制作を学ぶ3日間のブートキャンプスタイルのコースが開催されます。同じ目標を持つ仲間たちと、素晴らしいロケーションで過ごす3日間は、きっと一生の思い出とともに、貴重な経験となることでしょう。

講義開催地:福山市鞆の浦:歴史ある港町、多々映画撮影地ともなる。近年では『崖の上のポニョ』の聖地として知られる。https://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/site/miryoku2023/289472.html
講義は後山山荘:建築家・藤井厚二が昭和初期に兄のために建てた鞆別荘を、現代建築家・前田圭介が2013年に再生した建築。http://ushiroyamasansou.com/

本講義では、アニメーション、映画、ストーリーボード、コミックなど、映像表現のためのビジュアル・ナラティブの基礎を徹底的に学びます。業界で必要とされる理解力と自信を身につける絶好の機会です。

講義は以下の3つのフェーズに分かれて構成されています:

1.ライティングと構図
ライティングやカメラアングル、レンズの使い方、さまざまな画面フォーマットにおける構図の考え方など、ショットを構成するための技術と理論を学びます。

2.パース(遠近法)
キャラクターと背景が共存する空間を正確に捉えるためのパースの使い方を解説。ストーリーテリングを支える空間認識を深めます。

3.環境デザイン
物語世界の構築について掘り下げます。キャラクターの背景や周囲にある環境が、ストーリーの舞台・雰囲気をいかに効果的に作り出すかを、理論と実践の両面から探ります。

単なる「やり方(how)」だけでなく、「なぜそうするのか(why)」にも焦点を当て、理解と応用力を深めていきます。

午前中はZoomでのライブ配信、午後は課外制作です。
※オンラインの受講生には午後の講義は後に編集後の配信。
※オンラインコースをご視聴いただくには、Zoomアカウントへのログインが必要です。事前に必ずご登録をお願いいたします。登録された方のみ視聴が可能となります。なお、Zoomのベーシック会員(無料プラン)でもご参加いただけます。

アカウント登録は以下のサイトから行えます:
https://zoom.us/signup

スケジュール

【午前クラス】
9:00-12:00

Day 1 – ライティングと構図
ライティングや明暗法(キアロスクーロ)を用いた物語的な構図の原則
事実を語ると同時に感情を伝えるマインドセット
その瞬間の「物語のポイント」に観客の視線を集中させる技術
レンズの使い方
形の言語(シェイプランゲージ)の活用
構図の実例分析
流れる線の効果
緊張と緩和(プレッシャーとリリース)
異なるフォーマットに合わせた構図の設計
緊張感の段階的な構築
同じ感情を異なる視覚要素で表現する
同じ要素を再構成して異なる意味を伝える
画面の分割とその意味づけ
意味のあるショットの構成法
クライマックスに向けた構図の盛り上げ
ナラティブ構図のさまざまなケースと実例
映像デモ


Day 2 – パース(遠近法)
パースの基本
一点透視図法
パース内で等分割する方法
パースがショットの印象をどう変えるか
二点透視図法
望遠レンズと広角レンズ効果の両立
パースで橋を描く
タイル床のパース(パースグリッドの作成)
パース面を等分割する別の方法
消失点が紙の外にある場合の対処法
多様な消失点の活用
三点透視図法(煽り・俯瞰)
傾斜面の描写
映像デモ


Day 3 – 環境デザイン
一貫性のあるビジュアル言語の構築
ビジュアル階層の構築と画面内の優先順位づけ
オブジェクトが「そう見える」理由
同じタイプのロケーションに対する2つのアプローチとその理由
 ・ロケーション#1:アメリカ北東部風
 ・ロケーション#2:地中海風
境界を押し広げるケースA:直線的な形の言語
境界を押し広げるケースB:曲線的な形の言語
異なる要素を並置することで独特の雰囲気を生み出す
スケール感の表現
雰囲気づくりが環境デザインに与える影響
ストーリーが進むごとに変化する環境
天候と時間帯の演出
映像デモ


【午後クラス】
スケジュールと実践クラスワーク課題の概要
13:00-17:30(Day3は13:00-16:30)

午後のクラスは毎回、マルコスによるデモンストレーションから始まります。その後の実践時間には、マルコスが各参加者の作業を見て回り、個別に会話しながらアドバイスを行います。セッション終了時には全体へのフィードバックも行います。また、個別に質問する時間も設けられています。

Day 1 – ライティングと構図
1 — 事前練習:観察力を試し、鍛える演習。イメージの中で何が重要かを見極め、それを自分の作品にどう反映させるかを学びます。
2 — 屋外での現地スケッチ:目の前の被写体をライティングの観点から単純化して描く。太い筆やマーカーを使い、まずはモノクロで、次にモノクロ+グレー1色で表現。
3 — 同じ被写体を使って、異なる4つの感情(事前にマルコスが指定)を表現する4種のグラフィック表現を作成。それぞれの感情が明確に伝わることが目標。
4 — 「緊張と緩和(プレッシャーとリリース)」という構図技法を使って描く練習(キャラクターも含める。感情表現に重点を置くこと)。
5 — 「流れる線」の構図技法にフォーカスして描く(キャラクター含む/感情表現を明確に)。
6 — 極端な画面フォーマット(縦長・横長)を使って構図を描く(キャラクター含む/感情表現を重視)。
7 — 時間が許せば、動から静、または静から動への変化を表現する5枚程度のラフな絵の連作を制作。急激な感情変化を使うか、徐々に変化させるかは自由。形の言語、動的な線、構図要素(プレッシャーとリリース、バランスとアンバランス、アクションポイントの転換点など)を活用。


Day 2 – パース(遠近法)
1 — (これも屋外練習)事前に決めた被写体を、水平線・消失点・遠近線を正確に示してパースを意識して描く。
2 — 目の前の空間を理解し、異なる視点から被写体を想像して描く。感情表現に合った視点はどれかを考える:
 – 上から見下ろす支配的な構図
 – 見上げることで圧倒される構図
 – 圧縮された望遠レンズ効果
 – ダイナミックな広角レンズ効果、など
3 — 異なる「レンズ効果」の使用(レンズについては午前の理論で解説)。
4 — 同じ被写体を異なるアイレベル(高い・低い)から描いて比較。


Day 3 – 環境デザイン
1 — 目の前の被写体をあくまで出発点として、ファンタジーの世界に再構成・再デザイン。視覚言語を創造し、どんな視覚的工夫を使い、それがどのようにインパクトのある表現に繋がったかを説明する。
2 — 同様に、目の前の被写体を「切り裂きジャックのロンドン風」に再構成してデザイン。
3 — 好きな被写体と視点を選び、モンスターとキャラクターを含むシーンを制作。インパクト重視の構図を描く(必ずしもアクションである必要はなく、悲しさなど他の感情表現でも可)。
4 — 最後のセッションでは、自由で個人的な創作課題に取り組む—いわゆる“フリースタイル”。自分が楽しいと感じる環境を自由に創作。これまで学んだこと・話し合ったことを活かし、想像力を存分に発揮してください。屋内でも屋外でも、日本風でも非日本風でも、リアルでもファンタジーでも構いません。制作プロセスをしっかりと言語化すること。

Boot Camp『Let’s ART IN 田舎 』受講者の声

「ペインティング・ブートキャンプ IN 大分県 竹田市」アンケート

・四日間という期間業界トップクラスの人に教えてもらい、生徒も上手い人ばかりだったので自分にとっては本当にたくさん学びがあった。授業外での会話の中から学ぶことも多く、単に授業をうけるというのではなくブートキャンプという形式で行ったことにはとても意味が有ると思う。何よりも楽しかった。改善点としては先生たちはアナログ、生徒はデジタルが多かったのでアナログの経験が無い自分にとっては先生のデモがあまり自分の作業に活かせないように感じました。先生もデジタルで描く日があっても良かったかもしれません。

・1日の密度が濃くて、とても満足度の高いワークショップでした!Twitterにも書きましたが、修学旅行より楽しい修学旅行でした!!

・毎日みんなでおいしい外食をして、おいしいお酒を飲めたのも楽しかったです!
・zac氏の宿泊先が参加者と同じだったことで、夕食後に居間で参加者の色々な質問に答えてくれたり、ペインティングに加筆するデモンストレーションを夜遅い時間まで行って頂けたのもとても有難い機会でした!

・他の参加者の人達とも仲良くなれたのも大きな収穫でした!!もっと長い期間みんなと一緒に過ごしたかった…!!


「LET'S ART IN 田舎 2024(鞆の浦)」アンケート
・現地で講義→作品講評の流れが良かった。前回ザック先生の講義をオンラインで受講したがオンラインだと講義に疲れてしまったり、野外のペインティングは参加できず物足りなく感じた。現地だとわからないことを直接聞いたり、他の参加者と交流しながら勉強できてとてもよかった。

また、参加する前は知らない人と泊まることに非常に不安があったが、実際とても仲良くなり夜3時くらいまで喋っていて良い思い出になった。でも寝不足で疲れたのか後で風邪を引きました笑


「LET'S ART IN 田舎 2024(津和野)」アンケート
・一言では語り尽くせないくらい本当に素晴らしい4日間でした。絵を学びたい方が集まって、一緒にこうして世界トップクラスの授業を受けられて今もまだ感動で胸がいっぱいです。素晴らしいロケーションの数々、交流会での皆さんとの会話や美味しい食事、より子さんやネイサン先生とお話ができたこと、素晴らしいスタッフのみなさん、楽しい思い出でいっぱいです。ネイサン先生からのサインとメッセージは一生の宝物です。野窓のオーナーのかなこさんもとても素敵で野窓に宿泊したメンバーは本当にみんな学生時代からの仲間のようにあっという間に仲良くなれました!朝食もとても美味しかったです!津和野の人々も気持ちのいい方ばかりで、もっと滞在していたかったと思うくらいです!
絵を描いてきて良かったと思えるほどとても楽しい4日間でした!ありがとうございます!

・講義内容がとても良かったです。考え方から実際のデモンストレーションまで教えていただけたことで、知識と実践方法の両方を得ることができました。 また、同じように絵が好きで、上手くなろうと頑張る方々に出会うことができたことは大きかったです

講師の紹介

マルコス・マテウ=メストレ 氏

マルコス・マテウ=メストレ(スペイン、パルマ・デ・マジョルカ生まれ)は、映画アニメーションの分野で30年以上の経験を持つリードアニメーションデザイナーであり、グラフィックノベルアーティストです。彼の映画クレジットには、『バルト』、『エジプトのプリンス』、『アステリックスとヴァイキング』、『サーフズ・アップ』、『ヒックとドラゴン2』、『長靴をはいた猫:最後の願い』などがあります。主にドリームワークス・アニメーション、ネットフリックス・アニメーション、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションでの仕事において、彼は環境デザインやフレーム構図、ライティング、視覚的連続性といった映画的要素に注力してきました。また、ネットフリックスの壮大な長編アニメ映画『ウルトラマン:ライジング』ではプロダクションデザイナーを務めました。映画の仕事に加えて、マテウ=メストレは『フレームド・インク:ビジュアル・ストーリーテラーのための描画と構図』、『フレームド・パースペクティブ Vol.1』、『フレームド・パースペクティブ Vol.2』、『フレームド・ドローイング・テクニークス』、『フレームド・インク Vol.2』などの国際的ベストセラーを執筆し、これらの書籍は数多くの言語に翻訳され、さらに広い範囲に影響を与えています。彼はまた、10年以上にわたり、絵画、イラストレーション、ビジュアルストーリーテリングの技術を教えてきました。現在、マテウ=メストレはロサンゼルスに在住。

マルコス氏の人気の著者
『クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣 ストーリーを語る人のための必須常識: 明暗、構図、リズム、フレーミング』
https://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000141/

『クライマックスまで誘い込む絵作りの秘訣 vol. 2』
https://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000001011/

『パースによる絵作りの秘訣 vol.1 基本と環境:ストーリーを語る人のための必須常識』
https://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000569/

『パースによる絵作りの秘訣 vol.2 影・人物・構図:ストーリーを語る人のための必須常識』
https://shop.cgworld.jp/shopdetail/000000000570/

『エンバイロメントデザイン(仮):framed environment design』2025年7月発売予定

ビジュアルデザイナー・講師
伊藤 頼子 氏

21歳で渡米。Academy of Art Universityイラストレーション学科卒業。1997年、DreamWorks Animationに背景画家として参画。その後、ビジュアルデベロップメントアーティストとして映画『マダガスカル』『シュレック』シリーズを手がけ、日本人で初めてアニー賞(Annie Awards)ノミネート(プロダクションデザイン個人の部)。最近の代表作は『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、アートディレクションとして参画。Sony Animation,illumination Enterrainment,Netflix Animationにて参画。アートディレクターやプロダクションデザイナーを歴任、30年以上アメリカの映像制作現場で活動を続ける。後進の育成にも力を入れ講師としても活動中。

Yoriko Ito School of Visual Development:https://www.school.yorikoito.com/
Twitter:https://twitter.com/YorikoIto1

開催概要

  • 開催日
  • 2025/6/13(金)〜6/15(日)
  • 申込締切
  • 2024/7/15(火)まで
  • 開催方法
  • オンライン配信(Zoom)
  • アーカイブ配信
  • あり(4か月間)
  • 受講対象レベル
  • 初級から中級者以上
  • 価格
  • 38,500円(税込)
  • 主催
  • 株式会社blue gradation
    販売:株式会社ボーンデジタル

参加受付中の講座