本書の内容
人間の動きと表現を立体的に解説。
サンドロ・ドーロ(Sándor Dóró)による
斬新かつ世界最高水準の美術解剖学の講義を再現
まるで授業を受けているような臨場感ある教科書であり、人体を表現する人のための資料集でもあります。
−多色の力強い板書
−ドレスデン美術大学所蔵の解剖標本の写真
−立体的な描画例
大判の図版と写真を多数収録した、贅沢な一冊。
骨、関節、靭帯、筋とその動きを立体的に解説していきます。
ドーロ氏の講義は、図版や資料を研究する古典的な方法から抜け出し、観察に基づいた生き生きとした視点で人体にアプローチすることを促します。
学習者はこの新しいアプローチによって、自然の形態に対する鋭い感性を育み、優れた観察能力と形態認識力を獲得することができます。
====推薦の言葉====
この本が好きすぎて翻訳してしまいました。
世界一受けてみたい授業です!
伊豆の美術解剖学者 加藤公太
序章
1 美術解剖学の導入
1.1 解剖学的正位 − 面と方向
1.2 骨格と骨に関する基本情報
1.3 関節に関する基本情報
1.4 関節によって制御される運動方向
1.5 骨格筋に関する基本情報
2 頭部
2.1 頭蓋骨の構成要素と構造
2.2 頭蓋骨と頭部の比率
2.3 頭部の筋
2.4 頭部の部分形状
3 頚部
3.1 頚部と頭部の接続
3.2 頚部の筋
4 胴体
4.1 脊柱
4.2 椎骨の構成要素
4.3 胸郭
4.4 体幹筋
5 上肢
5.1 肩甲骨、上腕、前腕の骨
5.2 上肢の関節
5.3 肩甲骨とそれを支える筋
5.4 肩関節とその筋
5.5 肘関節とその筋
5.6 手とその骨格
5.7 前腕と手の筋
6 下肢
6.1 骨盤、大腿、下腿
6.2 下肢の構造と連結
6.3 膝関節とその筋
6.4 股関節とその筋
6.5 足
6.6 下肢の外観
7 動力学、静力学、コントラポスト
7.1 動力学
7.2 静力学
7.3 コントラポスト
8 人体表現:美術解剖学入門と素描教本
参考文献
索引