本書の内容
名作からひも解く、色が与える映画の効果
『グランド・ブダペスト・ホテル』の明るいバブルガムピンク、『2001年宇宙の旅』の幻覚のようなサイケデリック、
『ヴァージン・スーサイズ』の柔らかなライラックとパステル調の花柄など、映画にとって、”色”はとても重要です。
色はストーリーを語り、感情を表現し、場面を盛り上げ、その美しさでスクリーンを彩ります。
有名監督が手掛けた初期から現代までを代表する50作品を取り上げ、
それぞれの作品で色がどのような役割を果たしているのか、観客にどのような印象を与えたのかを解説します。
本書は、映画ファン・映画制作者にとって、新しい形のガイドブックとなるでしょう。
【掲載映画タイトル】
『月世界旅行』『オズの魔法使』『ファンタジア』『黒水仙』『雨に唄えば』『2001年宇宙の旅』『乱』『ディック・トレイシー』『シンドラーのリスト』『トリコロール3部作』『セブン』『ヴァージン・スーサイズ』『アメリ』『千と千尋の神隠し』『アビエイター』『ソウ2』『トロン:レガシー』『グランド・ブダペスト・ホテル』『マッドマックス
怒りのデス・ロード』『ラ・ラ・ランド』『ラヴァーズ・ロック』etc…
【掲載映画監督】
ジョルジュ・メリエス、ヴィクター・フレミング、ウォルト・ディズニー・プロダクション、マイケル・パウエル、エメリック・プレスバーガー、スタンリー・ドーネン、ジーン・ケリー、スタンリー・キューブリック、黒澤明、ウォーレン・ベイティ、スティーヴン・スピルバーグ、クシシュトフ・キェシロフスキ、デヴィッド・フィンチャー、ソフィア・コッポラ、ジャン=ピエール・ジュネ、宮崎駿、マーティン・スコセッシ、ダーレン・リン・バウズマン、ジョセフ・コシンスキー、ウェス・アンダーソン、ジョージ・ミラー、デイミアン・チャゼル、スティーヴ・マックィーン、etc…