これからの映像制作の必須知識
CG、特殊効果の歴史、パフォーマンスキャプチャ、カメラトラッキング、コンポジット、UEを使ったストーリーボード制作..。複雑なテクノロジーの世界を明確かつ体系的に説明します。
映画、ゲームのシネマティック、バーチャルリアリティ(VR)、拡張現実(AR)、360度パノラマ..。さまざまな映像制作において 実写とCG背景をリアルタイムに合成。バーチャルプロダクションを学ぶ。
本書では、バーチャルプロダクションに使用されるツールを紹介。バーチャルスタジオの技術・セットアップ方法を解説して、映像制作、ストーリーテリングをまったく新しいレベルへと導きます。
もう、ポスプロ済みの映像を確認するために長期間待つ必要はありません。合成やCGキャラクターを、実写番組と同じようなスピードで撮影できるようになりました。
著者の Mark Sawicki と Juniko Moody が、市販ソフトとツールを使って、バーチャル/モーションキャプチャスタジオのセットアップと制作パイプラインを紹介。バーチャルセットにおける映像制作の手順と秘訣を明らかにします。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』『アバター』『ジャングル・ブック』などの制作を可能にしたハイエンドな技術が、小規模の独立系制作会社でも利用できるようになったのです。Unreal Engine のセット内で俳優が演技、背景が演技にインタラクティブに動くことをお望みですか? カメラを自由に動かし、実写と仮想の空間を楽に行き来したいですか? 生身の俳優とモーションキャプチャで動く巨人や妖精などのクリーチャーをリアルタイムで交流させたいですか? 本書では、このようなシナリオをはじめ、代替となるコスパの良い技術を使って、高品質のバーチャルコンテンツを作成する方法を紹介します。
チュートリアル、ケーススタディ、プロジェクトブレイクダウンでは、よくある落とし穴を回避し克服するための重要なヒントを紹介します。本書は、バーチャルプロダクション初心者のみならず、パフォーマンスキャプチャ機器の活用等をめざす ベテラン映像制作者 / VFXアーティストにとっても不可欠なガイドです。
※本書は『Filming the Fantastic with Virtual Technology』の日本語版です
【主な対象読者】
映像・動画編集者 志望の学生、ゲーム/映像制作関係者
Chapter 1 草創期の魔術師たち
Chapter 2 コンピュータグラフィックスの沿革
Chapter 3 パフォーマンスキャプチャ
Chapter 4 カメラトラッキング
Chapter 5 Reality Engine コンポジットシステムの仕組み
Chapter 6 Unreal Engineでストーリーボードを作成する
Chapter 7 合成の基礎
Chapter 8 プロダクションの注意点
Chapter 9 フォトリアルな環境を作成する
Chapter 10 低予算のバーチャルプロダクション
Chapter 11 ケーススタディ
Chapter 12 バーチャルリアリティ -まるで魔法-