緊張、サスペンス、衝撃、型破りのユーモアで魅せる方法を達人に学ぶ!
名監督が名シーンにかける「魔法」とは!?
映画・映像制作者の目線で名作を読み解くシリーズ:「クエンティン・タランティーノ監督」編
タランティーノ監督は、口汚い罵りや、暴力をむやみに詰め込んで見せているわけではありません。彼自身の脚本や役者の演技によるところも大きいのですが、実は、映画に対するこだわりによって極めたショット、簡略化、セットアップが功を奏しているのです。
本書の解説とともに映画を観て、衝撃や緊張を演出する方法を読み解けば、魅力的かつ独創的な映像を制作するためのヒントを豊富に得ることができます!
推薦のことば
「半蔵の刀よりも鋭い切れ味、ビッグ・カフナ・バーガーよりも深い味わい。本書は一刻の猶予もなく、連続して不意打ちを食らわせてくる。映画でストーリーを最大に語りたい読者は、この本で勢いよくスタートを切れるだろう」
— ジョー・レイドン(Joe Leydon)、「Variety」誌
CHAPTER 1:緊張の高まり「イングロリアス・バスターズ」(Inglourious Basterds)
CHAPTER 2:さりげない対立「ジャッキー・ブラウン」(Jackie Brown)
CHAPTER 3:予兆「イングロリアス・バスターズ」(Inglourious Basterds)
CHAPTER 4:耐え難い緊張「イングロリアス・バスターズ」(Inglourious Basterds)
CHAPTER 5:最小のカット「ジャンゴ 繋がれざる者」(Django Unchained)
CHAPTER 6:目前の暴力「ジャンゴ 繋がれざる者」(Django Unchained)
CHAPTER 7:意図したアンチクライマックス「キル・ビル」(Kill Bill: Vol. 1)
CHAPTER 8:日常を壊す「パルプ・フィクション」(Pulp Fiction)
CHAPTER 9:場を支配する「パルプ・フィクション」(Pulp Fiction)
CHAPTER 10:グループの会話「キル・ビル Vol.2」(Kill Bill: Vol. 2)
CHAPTER 11:理性を失う「レザボア・ドッグス」(Reservoir Dogs)