『感情を表現する 感情に訴えかける ピクサーの色使いの秘密を300枚を超えるベストショットから学ぶ!』
ピクサーの映像制作では、必ず「カラースクリプト」と呼ばれる色台本が用意されます。冒頭から最後まで、ストーリーの感情の高まりを目に見える形でマッピングするわけです。映画の色がしっかりとその役割を果たせば、たとえセリフが少なくても、鑑賞者にシーンの雰囲気を伝えることができます。
本書のアイデアは、そんなピクサーの歴代19作品のアーカイブの中から、数百枚ものフィルムスチル(1フレーム)を取り出し、文脈とは関係なく、連続的なスペクトルとして考察しようというものです。
“レインボーカラーの鮮やかな画面から
ストーリーを語る
色彩構成と構図を読みとろう!”