現実世界の光を3Dで再現!
アニメーション業界のベテランでライティングのプロ Lee Lanier が、アートと3Dアニメーションにおけるライティングの歴史や理論、実用的で審美的な応用について掘り下げ、ライティングの重要性と情報を伝える能力について考察します。本書ではまず、アート・映画・写真・3Dアニメーションに適用されてきたライティングの歴史を調べます。次に、特定の場所を再現し、ムードを生成するために必要なライトの色、位置と方向、影の種類ついて説明します。3Dライティングを成功させるためのヒントを読み、ソフトウェアにとらわれないサンプルで実践すれば、3Dライティングセットアップを習得できるでしょう。3つのケーススタディでは Maya を使い、複雑な3Dライティングプロジェクトに取り組みます。
主なポイント
• アートで使われているライティングの歴史
• 光の科学的メカニズム
• 3Dプログラムのライトタイプとその適用
• 影のバリエーションとライトの品質
• 3Dライティングアプローチ(基礎と応用)
• 1点照明、2点照明、3点照明、自然照明、様式化した照明、キャラクターライティング
• 現実世界のライティングシナリオと場所の再現
• 高度な3Dライティング/レンダリングシステムの概要
対象読者
3DCG、映像制作に関わる方
1章:光とライティングの重要性
2章:アートにおけるライティングの歴史
3章:3Dライティング
4章:具体的な光源を再現する
5章:PBRシステム
6章:場所の再現とキャラクターライティング
7章:様式化した照明をデザインする
ケーススタディ 1:ルネサンスの静物画を複製する
ケーススタディ 2:夜のガレージのライティング
ケーススタディ 3:動物アニメーションのライティング
隈研吾建築都市設計事務所
松長知宏氏
せっかくモデリングした3Dモデルもライティング次第でより魅力的にも台無しにもできる。
原則を理解しておくことも重要。
CGライティングの最強の教科書
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