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講義の詳細
架空のテキスト設定をもとに、ファンタジー世界の村をデザインする過程をご紹介します。
コンセプトアートというと、メインビジュアルとしての一枚絵といった印象がありますが、それは世界をデザインするためのとっかかりの一つだと思っています。
これまで、メインビジュアルから、世界地図、フィールド、街の設計、各施設、ダンジョンまで、全体を通してデザインを考えることが多かったため、今回の講座では、メインのコンセプトアートに加え、ワールドマップ(世界地図)視点からの考え方や、村全体のレイアウト、施設デザイン、内観デザインまで掘り下げながら、どのような手順で、どのようなことに気を付けて描いているのかを、デモを交えながら説明します。少しゲームの設定画寄りの内容になります。
また、内観デザインの中では、固有色の数が多い場所を描くとき、単色の画面にならないように色数を増やしたいときなど、色彩についても、デモをしながら説明します。
講師の紹介
コンセプトアーティスト・イラストレーター
東村 有里 氏
2012年株式会社レベルファイブ入社、2018年秋退職後から、フリーランスとして国内外で活動中。
ゲームやアニメ、映画などのコンセプトアート・設定画を中心に、作品のメインビジュアルやパッケージイラスト等も担当。
会社在籍中は主に、『ニノ国』や『妖怪ウォッチ』シリーズを担当。
Twitter:@tenkichi1212
カリキュラム
架空の設定から一つの拠点(村)をまるっとデザイン
テキストでの設定から、ファンタジー世界の村を作るまでを解説します。
世界全体との兼ね合いを踏まえ、コンセプト-アート・全体レイアウト・施設外観・内観まで、どのような手順と考えでデザインしているのかをデモを交えて解説します。
色彩表現に関するデモンストレーション
上記の内観デザインを中心に、固有色の多い絵を描く時の色のまとめ方や、色数を増やしたい時など、デモをしながら説明します。
対象者
・コンセプトアーティストやイラストレーター
・コンセプトアートやゲームの設定画などに興味のある方
開催概要
- 開催日
- 2019年9月26日(木)18:00-21:00(17:00開場)
- 開催場所
- 東京都品川区上大崎2-13-30 oak meguro 8階(株式会社アカツキ)(地図を見る)