第1特集
デジタルヒューマン最前線
実際の人間と見紛うばかりのリアルな見た目と動きを実現しつつある先端のCG周辺技術の粋を集めた「デジタルヒューマン」。未来に向け、幅広い活用が見込まれる本研究開発分野について歴史のふり返りとトップランナー企業の取り組みについて紹介する。
- INTRODUCTION
実写と区別がつかなくなる時代も近い!? デジタルヒューマンにまつわる技術の歩み
- SCAN TECHNOLOGIES
スキャニング手法の比較とデジタルヒューマンでの活用 by CGSLAB
- CASE 01
デジタル・フロンティア流デジタルヒューマン技術の粋
『座頭市 0』『いぬやしき』
- CASE 02
ModelingCafe.Humanが打ち出すヴァーチャルモデル
「imma」
CASE 01
デジタル・フロンティア流デジタルヒューマン技術の粋
『座頭市 0』『いぬやしき』
実写VFXからフルCG作品にいたるまで数々の大作を手がけ、フォトリアルなCGキャラクター制作の経験値を積み上げてきたデジタル・フロンティア。その知見を活かして研究開発が進められているデジタルヒューマン技術について『座頭市 0』と『いぬやしき』を例に、改めて紐解いていこう。
CASE 02
ModelingCafe.Humanが打ち出すヴァーチャルモデル
「imma」
肉眼で見る生々しさを再現するだけがリアルではない。プリントシール機やアプリなど、若い世代にとってはフィルタ加工された状態こそがリアルと言える場合もある。そんなルックを意図的に表現したデジタルヒューマンが、ここで紹介するimmaだ。ModelingCafe.Humanブランドが見据えるデジタルヒューマンの新たな地平を探る。
第2特集
インダストリー×XR
ゲーム、映画、アニメなどのエンターテインメント以外でも3DCGは様々な分野で活用されている。そこで今回はインダストリー分野に近い制作事例として不動産分野で用いられているVR内覧システム「ROOV」と広告や名刺など身近に広がるARサービス「アプリレスAR」の2事例をXRと称して紹介する。
- CASE 01
不動産業界に革命を起こすか!?
VR内覧システム「ROOV」
- CASE 02
“手軽さ”が人々の体験を変える
ARサービス「アプリレスAR」
CASE 01
不動産業界に革命を起こすか!?
VR内覧システム「ROOV」
まだまだアナログが主流の不動産分野に積極的にITを採り入れていこうとしているのがスタイルポートだ。ここでは、物件のVR内覧システム「ROOV」を例に、不動産分野における3DCGの活用について紹介する。
CASE 02
“手軽さ”が人々の体験を変える
ARサービス「アプリレスAR」
気になるARコンテンツを見つけても、QRコードから飛んだ先はアプリストア……。そんな面倒は過去のものになるかもしれない。QRコードからすぐにコンテンツを体験できる「アプリレスAR」が切り拓く、半歩先の未来を見てみよう。
特別企画&連載記事
短期連載
- アカツキ ロジカルクリエイティブ Logic 03
HOT STUFF
- 3Dアバター作成ツール「セシル変身プロジェクト」
- XISMO2 レビュー
3Dアバター作成ツール「セシル変身プロジェクト」
2017年12月にブレイクしたVTuber。それから1年以上が経った現在では6,000人を突破したという(※2018年12月19日時点、ユーザーローカル調べ)。本稿では、カナダを拠点に活動するクリエイティブ系VTuber「スズキセシル」の取り組みを紹介しよう。
XISMO2 レビュー
フリーの3Dモデリングソフトウェア「xismo」が昨年12月、Ver2に大幅アップデートされた。今回はその正式リリースに合わせて、各種機能を紹介していく。
SERIAL
- Game Graphics Studio
- アニメCGの現場
- VFXアナトミー
- 世界大諸説史
- Phoenomenal Things
- 画龍点睛
- 20人に聞く
Game Graphics Studio
『アトリエ オンライン 〜ブレセイルの錬金術士〜』
コーエーテクモゲームスのガストブランドが展開する錬金術RPG「アトリエ」シリーズから登場したオンラインRPG『アトリエ オンライン 〜ブレセイルの錬金術士〜』。コンソールで評価の高い錬金術のルーティーンがスマホゲームの方法論に無理なく落とし込まれている。今回は開発の裏側を取材した。
アニメCGの現場
映画『あした世界が終わるとしても』
CG業界の若き一旗手、クラフターの櫻木優平監督最新作 映画『あした世界が終わるとしても』が、1月25日(金)封切りとなる。本作は、2017年4月に公開されたHuluオリジナルアニメ『ソウタイセカイ』をきっかけに制作された、櫻木監督初となる劇場作品だ。本稿では、10Pの拡大版として最先端を走る挑戦的な制作の舞台裏を紹介する。
VFXアナトミー
アクエリアス 1日分のマルチビタミンTVCM『ヒトは失う』篇
TVCMやYouTubeで放送/配信中のアクエリアス 1日分のマルチビタミンTVCM『ヒトは失う』篇。運動を通じて失われていく水分や栄養素、そしてこの商品によって失われた水分や栄養素が補給されていく様が、演者の動きと絶妙にインタラクションした流体表現によって描かれていることがひとつの魅力となっている。そんな本作の3DCGを手がけたのが、今年で設立29年目をむかえる実力派老舗プロダクションのルーデンスだ。