第1特集
映画『東京喰種 トーキョーグール』
国内はもとより海外でも人気を誇る、石田スイ氏が描く漫画『東京喰種 トーキョーグール』が実写映画化された。長編監督デビュー作となる萩原健太郎監督の下、VFX制作はCM案件で「リアル」な表現を磨いてきたビジュアルマントウキョーを中心に、国内外のスタジオが大集結。誰も見たことのない「赫子(かぐね)」や「クインケ」などを見事に現実世界に再現している。今回は、萩原監督&桑原雅志VFXスーパーバイザーのインタビューを皮切りに、各HEROスタジオによる制作の舞台裏を紐解いていく。
- #001 インタビュー
- #002 P:re Production
- #003 hero studio 1 ビジュアルマントウキョー
- #004 hero studio 2 シネグリーオ
- #005 hero studio 3 StudioGOONEYS
- #006 hero studio 4 アニマ
- #007 behind the cover graphic
#002 P:re Production
CGチームが主導的に動く! 萩原監督が思い描く『東京喰種 トーキョーグール』に貢献したデザインワーク〜ルックデヴの取り組みに迫る。
#006 hero studio 4 アニマ
主人公であるカネキの赫子を中心に、カネキと亜門戦など迫力あるシーンのアニメーションまでの工程をアニマが担当した。その制作の舞台裏を紹介する。
第2特集
キャラデザからCGまで
「できればキャラクターデザインの仕事をしたい」、そう思ったことはありませんか? 今回はデジタルアーティストがデザインまで含めた仕事をするためのノウハウを特集。ご存知、『映画プリキュアドリームスターズ!』のキャラデザについて取材したほか、キャラクターデザインからCG制作までトータルに手がけているアーティストが、3DCGならではのキャラデザの秘訣を解説します。
- Design Basic Knowledge
3DCGによるキャラクターデザインの基礎
- Character Making
『映画プリキュアドリームスターズ!』 映画オリジナルキャラクターデザイン
- Case Study 01
デザインから始めるオリジナルキャラ制作
- Case Study 02
魅力を最大限に引き出すキャラクターのつくり方
Design Basic Knowledge
3DCGによるキャラクターデザインの基礎
キャラクターデザインをする際、どのようなことに注意し、心がけたらいいのか? 仕事でデザインをするなら基本的な注意事項は押さえておきたい。今回はデザイナー、イラストレーターとして活動している株式会社レッドハウスの新井清志氏に解説してもらった。
Character Making
『映画プリキュアドリームスターズ!』 映画オリジナルキャラクターデザイン
本誌225号でメイキングを紹介した『映画プリキュアドリームスターズ!』。サクラや鴉天狗などの個性的なキャラクターたちは、監督である宮本浩史氏が自らデザインとモデリングを手がけている。“アニメCG”を知り尽くした監督ならではのキャラクターづくりに迫る。
特別企画&連載記事
HOT STUFF
- リアルタイムGIミドルウェア「Enlighten」レビュー
- PV『Shadowverse』第5弾カードパック 「Wonderland Dreams/ワンダーランド・ドリームズ」
- UE4による遊技機CG『燃えよ! 功夫淑女ドラゴン』
PV『Shadowverse』第5弾カードパック 「Wonderland Dreams/ワンダーランド・ドリームズ」
6月にリリースされた『Shadowverse』第5弾カードパック「Wonderland Dreams/ワンダーランド・ドリームズ」。今回は株式会社イクリエがLive2DとAfter Effectsを連携させて作成したイラストアニメーションによるPVについて解説する。
SERIAL
- Game Graphics Studio
- アニメCGの現場
- VFXアナトミー
- デジタル造形ノート
- ModelingCafeコンセプトアート講座
- 画龍点晴
- アニメーションスタイル
- Open Up!
Game Graphics Studio
『乖離性ミリオンアーサーVR』
人気キャラクターコマンドRPG『乖離性ミリオンアーサー』の世界をVR対応させ、VR向けの新規要素を盛り込んだのが、今回紹介する『乖離性ミリオンアーサーVR』だ。ノンフォトリアルなルックをVRでどのように表現したのか、その制作の裏側に迫る。
アニメCGの現場
『ナイツ&マジック』
アニメ作品を中心に、多くのビックタイトルでCG制作を手がけてきたオレンジが今期、自信をもって送り出す本作。異世界に転生した凄腕プログラマーが、その才能を活かして理想の巨大ロボットをつくり上げていく物語で、当然作中には多種多様なロボットが登場し、CGで描かれた写実的なロボットが作画アニメの中で違和感なく動く。そうしたリアルでありながらアニメ的な表現は、放送直後から大きな反響を呼んだ。
VFXアナトミー
Cornelius 『あなたがいるなら』MV
約11年ぶりとなる、Cornelius(小山田圭吾)ファン待望の今作のMVを制作したのは、辻川幸一郎監督が率いるチーム。中核スタッフの多くが、2006年に発表されて話題をあつめたCornelius『Fit Song』MV制作にも参加しており、CG・VFXワークをリードした、犬童宗恒氏が率いるMARKも同様だ。辻川監督には、曲ができた直後のタイミングでCorneliusからオファーが届いており、アルバムということもあり具外的にどの曲をやるのか決まったのは年末くらいだったという。企画の時点から、この表現を実現させるためには犬童氏の協力が必須だと思いながら企画を練っていたそうだ。
デジタル造形ノート
TVアニメ『正解するカド』 ヤハクィザシュニナ
アルファマックスより、今年の10月に発売予定のTVアニメ『正解するカド』ヤハクィザシュニナ。ふわりと広がるボリュームのあるマントが印象的な作品だ。原型を担当したのはさと氏。その繊細な表現力に注目だ。