カナバン流企画書の作り方/富岡聡氏
CGプロダクションによるオリジナルアニメーションの企画発案とは
__DI__2017/8/31(木)__DS__19:00 - 22:00__DE__
開催日:2017/8/31(木)19:00 - 22:00
会場:東京都千代田区九段南1-5-5(ボーンデジタルセミナールーム)
価格:11,000
円(税込)
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講義の詳細
動画配信などのプラットホームが増えたことで、従来には無かった短い尺のコンテンツが求められる時代が来ました。10年前はTVシリーズや映画など、CGで表現するにはあまりにハードルが高いメディアしかありませんでしたが、今は小規模で資本力が低いCGプロダクションにもチャンスが訪れています。
プランナーや脚本家がいないCGプロダクションでもオリジナルのアニメーションの制作は可能です。当社では特殊なことをしているのではなく、教科書通りに企画や脚本の制作をCGデザイナーが行っています。自分達はどういうお客さんに作品を届けていくのか、制作費の回収に至るまでにはどういった道のりがあるのか、そしてお客さんに共感をしてもらえるキャラクターとはどういったものなのか、お金やマーケットのことも考え、制作以外のことにも目を向けて物語の土台を作っていきます。そして出来上がった物語の上に自分達の作家性を演出や設定を通して落とし込んで行きます。
この講義では当社が今まで制作してきた企画書の事例を上げながら企画書が出来るまでのプロセスについて説明します。また演出面や設定でユニークさを出していく手段についても解説します。これから自社IPを持ちたいと考えているCGプロダクションの経営者がCGデザイナー達をどのように導いていくと良いのか、クリエイター目線ではなく、経営者の立場でお伝えできればと思います。
講師の紹介
ディレクター
富岡 聡 氏
1972年生まれ
1997年 東京農工大学大学院修了
1997年 株式会社Dream Pictures Studio入社。
1999年 フリーランスのデザイナーとして活動を始め、同年に個人制作の初のオリジナルアニメーション「SiNK」を発表する。
2004年 有限会社カナバングラフィックス設立し、ゲームムービー、ショートフィルム、コマーシャルフィルム、映画など様々なジャンルのCGアニメーションを手掛ける。
2006年 監督、脚本、絵コンテを担当した「ウサビッチ」が放送・配信を開始。その後、「ウサビッチ」は2015年までに6シリーズを発表。その他にCM、映画CGパート、ゲームムービー、遊技機液晶アニメーションを手掛ける。
2016年 新作アニメーション「イナズマデリバリー」を監督。
カリキュラム
原案の作り方
企画の原案となるログラインとイメージボードの作り方を解説します。数行の文と1枚の絵という僅かな情報でも見た人達を惹きつけ、作り手側は物語を膨らませやすいコアとなるものが作れれば、この後に生まれてくる物語もまた魅力的であることは必然です。
設定・脚本の作り方
キャラクターや世界観の設定を作成します。設定が先にあれば物語がイメージがしやすくなります。キャラクターの性格が決まっていれば、何らかの事件に対してキャラクターの行動が想像しやすくなるからです。また設定に個性を設けておくとキャラクターの行動が特殊になり変化に富み、作品にユニークさが生まれてきます。
演出方法
物語をお客さんに説明していく手段ですが、同時に演出家の作家性を落とし込む手段でもあります。お客さんの目線が物語の中のキャラクターに寄り添いながらも演出のユニークさに驚き、楽しんでもらう手段を解説します。
制作費の回収の道のり
出資者側にどのようなリスクが生じ、制作費の回収に至るまでどのような道のりがあるのかお話しします。ただ作ることを考えるのではなく、制作費やプロモーション費を用意してくださる出資者に対してプロダクション側は何が出来るのか、何を理解しないといけないのか、作り手側が見落としがちなことについてお伝えします。
対象者
CGプロダクションの経営者、または今後経営を考えている方(勉強したい方)
開催概要
- 開催場所
- 東京都千代田区九段南1-5-5(ボーンデジタルセミナールーム)
カナバン流企画書の作り方/富岡聡氏
11,000
円(税込)