トンコハウスのアニメーション講座<ライブデモ>
ピクサーで養われ、トンコハウスで進化したアニメーション哲学を元ピクサーアニメーターのエリック・オーが伝授
参加費:13,200
円(税込)
__DI__2017/6/15(木)__DS__18:00 - 21:00__DE__
開催日:2017/6/15(木)18:00 - 21:00
会場:東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地(ワテラスコモンホール)
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講義の詳細
前半-講義
ファインディング・ドリーのタコのキャラクター、ハンクのアニメーションで米アニー賞にノミネートされた、元ピクサーのスターアニメーターのエリック・オーがアニメーションの基本哲学を伝授します。
アニメーションとはただキャラクターを動かすのでなく、演技をすること。実写映画でいえば役者の役割を担います。世界最高峰のCGアニメスタジオ、ピクサーで叩き込まれたこの基本哲学を、実例を使って講義します。
ピクサーのキャラクターがなぜ世界中でこんなにも愛されているのか。それは「見た目が可愛い」とか、「お話が面白い」だけでは説明できません。そこにはキャラクターにアニメーターが「命を吹き込む」作業があるからです。手書きアニメもCGアニメでも、その哲学は変わりません。作画監督を務めた短編『ダム・キーパー』、そして監督を務めたトンコハウスの次回作『ピッグ・丘の上のダム・キーパー』を例に使って、手書きアニメーションもCGアニメーションも大事なことは全く一緒であることを講義します。
後半-ライブデモ
トンコハウスが制作中の劇場CG映画『ダム・キーパー』のCGテストを元に、本作でアニメーションディレクターを務めるエリックが目の前で、一見よくできているアニメーションをどのようにしたらピクサーレベルに持っていけるのか、CGアニメーションの上から、手描きアニメーションで直していく、普段滅多に見れないライブデモを行います。
通訳
トンコハウス代表の堤大介がエリック・オーの講義・デモの通訳を務めます。
ピクサー時代からエリックを知り、短編ダムキーパーの時は監督と作画監督の間柄で、絶大の信頼で結ばれている二人だからこそ実現する通訳。
ただ単に英語から日本語に翻訳するのでなく、ピクサー、そしてトンコハウスの哲学を誤解なく日本のクリエーターにお話しします。
日本での制作を予定している劇場映画版『ダムキーパー』への参加に興味がある方は是非とも逃せない講義です。
講師の紹介
映画監督・アニメーションディレクター
エリック・オー 氏
アメリカ合衆国・カリフォルニア州在住のアニメーター・監督。韓国のソウル大学にて美術を専攻、学士資格を修めた後、UCLAにて修士号を取得。2010年にピクサー・アニメーション・スタジオに就職。アカデミー賞受賞作品である「メリダとおそろしの森」、「インサイド・ヘッド」、「ファインディング・ドリー」等にアニメーターとして携わる。2015年のアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた短編映画「ダム・キーパー」では、作画監督を務めた。現在は、HULUジャパンでこの夏配信予定のシリーズ「ピッグ - 丘の上のダム・キーパー」の監督を務めている。
通訳
トンコハウス代表
堤 大介 氏
東京都出身。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒業。Lucas Learning、Blue Sky Studioなどで『アイスエイジ』や『ロボッツ』などのコンセプトアートを担当。2007年ピクサー入社。アートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。2014年7月ピクサーを去り、トンコハウスを設立した。71人のアーティストが一冊のスケッチブックに絵を描いて、世界中に回したプロジェクト『スケッチトラベル』の発案者でもある。
対象者
将来ピクサーやトンコハウスのようなアニメーション会社で働きたい人。アニメーションに興味がある人、CGアニメーター(学生/プロ)
開催概要
- 開催日
- 2017年6月15日(木) 18:00〜21:00
- 開催場所
- 東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地(ワテラスコモンホール)