幻想の世界にある建物・塔・城を創造しよう
幻想的な建物や環境、建造物などを描くうえで不可欠な技法上のルールとテクニックを学習するほか、説得力のあるイメージを制作するスキルを習得します。
現存する建築物を参考に、驚くほど幻想的な建物を作成する方法を手順を追って紹介します。
風化、彫刻、煙や炎による変化を追加することによって、建物の表面の描写を変えて、より環境に溶け込む方法を学習できます。
色の温度や明度を変えることで、絵の雰囲気や印象の違いを確認できます。
建築物のディテールを描く包括的な手法や必要な描画テクニックなど、ファンタジー作品を効果的に制作するのに必要なすべてを習得できます。
世界各地にある独自の建築形式を、歴史を踏まえた上で、色々なテクニックを学習していきます。
Robの著書としては、増刷を重ねた「ファンタジーの世界を描く ー景観編ー」もあり、雑誌、ゲーム、カードゲームの業界で活躍するイラストレータ、コンセプトアーティストでもあります。
1章 建築入門
中近東建築
中近東のディテール
ロマネスク建築
ロマネスクのディテール
ゴシック建築
ゴシックのディテール
メソアメリカ建築
メソアメリカのディテール
バイキングの建築物
アジアの建築
アジアのディテール
現代建築と未来建築
現代建築と未来建築のディテール
2章 イメージ制作のテクニック
光、影、明暗、形状
遠近感、距離、奥行き
構図とコンセプト
色彩理論と色の使い方
雰囲気とドラマ
3章 ディテールとテクスチャ
従来の画材
デジタルの画材
1. 木材
2. 木材の接合部
3. 石造りとレンガ造り
4. 草ぶき
5. 漆喰
6. 大理石
7. 風化と老朽化
8. モザイクと絵タイル
9. 火と煙によるダメージ
4章 独創的な世界を目指して
明暗の層を作成する Rob Alexander
雰囲気を描き出す Anthony Scott Waters
光を描く Lorenz Hideyoshi Ruwwe
アイデアを練る Stephen Hickman
奥行きを設定する Rob Alexander
ドラマを作る Tom Kidd