オー・エル・エム・デジタルのアーティスト向け社内講座を再編
「いかに高品質な映像を効率的につくるか」が求められる時代の人材像
テクニカルアーティストへの第1歩を踏み出してみませんか?
ありそうでどこにもなかった、CGの基礎理論と実践の間を埋めるテキストです。理論を学んだ後は、MayaやAfter Effectsを使った演習問題で知識をしっかり身につけます。
「テクニカルアーティスト」とは、CGの科学的・技術的背景を理解し、映像制作に活用できるアーティスト、あるいはアーティストとエンジニアとの間をつなぐ役割を果たす方々を指しています。本書では、テクニカルアーティストを目指すCGクリエイターに不足がちだと思われる知識や、比較的すぐに効果が出る分野を厳選し的を絞って解説しています。
学校の授業をちょっとサボってしまった方でも大丈夫です。初歩的な数学や物理の説明も含まれています。また、読むだけでなく実際にスクリプトを組み、動作を理解できるように練習課題も用意しています。練習課題を行うことで、本文の説明と実際の作業の関連性が実感できます。
ソフトウェアの裏側をほんの少し理解するだけでも、新たな可能性と表現力・アートの発想が生まれてきます。さらにそれが発展し、これまでにない映像表現へとつながれば、これほど嬉しいことはありません。この本で勉強を始めてテクニカルアーティストへの第一歩を踏み出してみませんか?
【対応ソフトウェア】
Autodesk Maya 2010 以降
After Effects CS3 以降
Chapter 1: カメラと座標系
Chapter 2: プロシージャ
Chapter 3: カラーモデル
Chapter 4: シャドウとローカルシェーディング
Chapter 5: テクスチャ
Chapter 6: パーティクル
Chapter 7: NURBS
Chapter 8: イメージ/ムービーフォーマット