本書は、日本で活躍するコンピュータグラフィックプログラマーたちの執筆により完成しました。
ゲーム会社や大学、大手企業などのCG開発部門で、研究されて実装されている成果を1冊の本にまとめました。
モデリング、レンダリング、画像処理、アニメーション、シミュレーションの5つのセクションに分かれており、どの分野のCG開発者にも役立つ内容となっています。
Section 1 モデリング
Chapter 1 ポリゴンモデルのデータ構造と位相操作
Chapter 2 平面展開
Section 2 レンダリング
Chapter 3 球面ガウス関数を用いたリアルタイムレンダリング
Chapter 4 動的シーンのためのインスタントラディオシティ
Section 3 画像処理
Chapter 5 高速エッジ保存平滑化フィルタ
Chapter 6 画像からのソリッドテクスチャ合成
Chapter 7 移動最小二乗法を用いたインタラクティブな画像変形
Section 4 アニメーション
Chapter 8 インバースキネマティクス
Chapter 9 Kinect で取得したアニメーションデータに対して、動画圧縮技術を使って圧縮を行う
Chapter 10 物理エンジンを利用した多足クリーチャーの制御
Chapter 11 Shape Matching Dynamics:形状制約を用いた柔軟物体表現手法
Section 5 シミュレーション
Chapter 12 CGのための有限要素法ミニマム
Chapter 13 ベクタ形式で出力可能な美しいマーブル模様の生成法
Chapter 14 FLIP法による格子&粒子のハイブリッド流体シミュレーション
Chapter 15 剛体シミュレーションの狭域衝突検出とコンストレイントソルバのGPUを用いた高速化