第1特集
Houdini徹底ガイド
ここ数年で導入、活用が進むHoudini。華やかで高度な表現が目を引く一方、とっつきにくさや敷居の高さを感じている人も多いのではないだろうか? そこで今回はHoudiniに関わる情報をわかりやすくまとめてお届け。今年2月に発売予定のHoudini 16を先行レビューするほか、スクウェア・エニックス ヴィジュアルワークスのエフェクトチームが導入メリットを解説する。さらに、著名ユーザーによるTIPSも紹介。ぜひ参考にしてほしい。
- Review
Houdini 16 レビュー
- Basic Knowledge
スクウェア・エニックス ヴィジュアルワークス エフェクトチームでのHoudini導入のメリットについて
- TIPS01
初心者でもすぐに使えるHoudini便利TIPS
- TIPS02
Houdini Line TIPS集
- Special
Houdini Cook Book
PATH
Review
Houdini 16 レビュー
まずは2月中旬に発売予定のHoudini最新バージョン、Houdini 16をひと足先に紹介する。本誌ではお馴染み、トランジスタ・スタジオの平井豊和氏に強化された機能を中心にレビューしてもらったので、ぜひ参考にしてほしい。
Basic Knowledge
スクウェア・エニックス ヴィジュアルワークス エフェクトチームでのHoudini導入のメリットについて
ここ数年、プロダクション各社で導入が進み、すっかり3DCG制作のトレンドとなったHoudini。実際のところ導入された制作現場ではどのように活用されているのか? 今回は特別にスクウェア・エニックス ヴィジュアルワークスにHoudini導入のメリットを語ってもらった。さらに、後半からはHoudiniの基礎解説もお送りする。
第2特集
ハイエンドゲーム開発の現場
PS4をはじめとした現世代のゲームコンソールがリリースされてから約3年。旧世代機の足枷を外し、専用に開発されたハイエンドゲームの高品位なリアルタイムグラフィックスは、大きな進化を遂げている。本特集では、誰もが知るビッグタイトルの制作メイキングとカプコン内製の新しいゲームエンジン「RE ENGINE」について紹介しよう。
- High-End Games 01
『人喰いの大鷲トリコ』
- High-End Games 02
『龍が如く6 命の詩。』
- TECH REPORT
“世界最速の開発”を可能にする「RE ENGINE」
High-End Games 01
『人喰いの大鷲トリコ』
『ICO』、『ワンダと巨像』という独特なゲーム性と魅力的な世界観を併せもった作品に続く上田文人氏による最新作が、今回紹介する『人喰いの大鷲トリコ』だ。どこを切り取っても絵になる美しい画づくりの秘訣について紐解いていこう。
TECH REPORT
“世界最速の開発”を可能にする「RE ENGINE」
2017年1月26日(木)に発売を控えた『バイオハザード7 レジデント イービル』。その開発を支えたカプコン内製の次世代ゲームエンジンが「RE ENGINE」だ。カプコンのゲーム哲学が色濃く出た最先端の本エンジンについて、その詳細に迫る。
特別企画&連載記事
短期連載
- 『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』 第3回
HOT STUFF
- 『正解するカド』が実践する次世代アニメCG
- HOLOGRAPHIC VR CONTEST 2016 グランプリインタビュー
『正解するカド』が実践する次世代アニメCG
謎に満ちたアニメCGプロジェクト『正解するカド』。本誌ではこれまで数度にわたりその取り組みを追ってきたが、いよいよ間近に迫ったTV放送に向けて、急ピッチで制作が進む中、渡辺正樹シリーズディレクターとカトウヤスヒロCGディレクターの両氏に、ドラマ(芝居)に主軸を置いたというCGキャラクター表現のこだわりを聞いた。
SERIAL
- アニメCGの現場
- VFXアナトミー
- デジタル造形ノート
- Observant Eye
- ModelingCafeコンセプトモデリング講座
- JET STUDIO Effect Lab.
- 画龍点晴
- Motion Sack of Stunt Man
- アニメーションスタイル
- Open Up!
アニメCGの現場
映画『ポッピンQ』
映画『ポッピンQ』は、昨年創立60周年を迎えた東映アニメーションのオリジナル作品で、ダンスがテーマの思春期に悩みや葛藤を抱えた少女たちの青春ストーリーだ。監督を務めたのは『プリキュア』シリーズのダンスシーンなどを手がけてきた宮原直樹氏で、作画で描かれる日常パートと3DCGによるダンスパートが自然に共存している。
VFXアナトミー
『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』
本作は、メインキャストたちが現実世界に登場するというシリーズ初の実写化に挑んだ。きっかけは、2015年に行われた実写合成テストであった。本作のVFXワークをリードしたオー・エル・エム・デジタルにより、ジバニャンとコマさんのCGアニメーションを実写合成した約3分の映像が試作されたのだが、その仕上がりに手応えを感じた日野晃博氏(レベルファイブ代表、本作の製作総指揮/原案/脚本を担当)の鶴の一声によりプロジェクトがスタートしたそうだ。
デジタル造形ノート
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん -艦これ-』 夕立改二
ブラウザゲーム『艦隊これくしょん - 艦これ-』より、「夕立改二」をフィギュア化した本作。原型を手がけたのは卓越した造形技術で知られ、ZBrush 関連書籍の執筆などでも活躍している榊 馨氏だ。今回はメイキングと合わせて、榊氏のテクニックを紹介しよう。
画龍点晴
酉 Ver.2017
新年、この連載で恒例となった干支を描く号がやってまいりました。今年の干支は“酉”。そして、今年の「画龍点睛」のテーマは“ディテール”です。昨今の画像解像度の肥大化に耐えうる密度やバランスを追求していきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。