第1特集
メカCG究極テクニック2016
今回は戦闘機やロボットなど、3DCGで描く“メカCG”のモデリングやセットアップを大特集!話題のCMやムービーに登場するメカCGのメイキングを紹介するほか、実力派アーティストによる最新TIPSも紹介する。さらに、昨今注目を集めるZBrushによるハードサーフェススカルプトも検証。 現場で使えるメカCGをつくってみよう!
- MECHANICAL TIPS 1
メカ制作の思考と手順〜実戦体験談より〜
- MECHANICAL TIPS 2
ZBrushでメカCGをつくろう
- MECHANICAL MAKING 1
日本アニメ(ーター)見本市
第12話『evangelion:Another Impact(Confidential)』
- MECHANICAL MAKING 2
TVCM アットホーム『athome.CO.JP ガレージ』篇
- JUNIOR MECHANICAL ARTIST
実力派若手モデラーが描くメカCG
MECHANICAL TIPS 1
メカ制作の思考と手順〜実戦体験談より〜
確かな知識とテクニックが必要となるメカCGの制作。今回は自動車や航空機などの3DCGを得意とするZ-FLAG CG TEAMにメカCGをつくる上で役立つ知識を解説してもらった。第一三共ヘルスケア「ルルアタック」のTVCMに登場する戦闘機2機を例に、制作のながれとメカらしく見せるコツをみていこう。
MECHANICAL MAKING 1
日本アニメ(ーター)見本市
第12話『evangelion:Another Impact(Confidential)』
昨年、日本アニメ(ーター)見本市にて公開された第12話『evangelion:Another Impact( Confidential)』。秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」の姿をフルCGで描いた作品で、圧倒的なクオリティに魅了された人も多いはずだ。今回はAnother Evaのモデリングとセットアップ中心に紹介しよう。
第2特集
デジタル造形アラカルト
デジタル造形と聞くとキャラクターフィギュアを連想される方が多いかもしれない。本誌でもキャラクター作品を多く紹介してきた。今回は少し趣向を変えて、新たな関節機構を有する王道の美少女フィギュアはもちろん、発泡スチロールを切削して制作された動物や、土器の3Dデータに手を加えて生み出されたアート作品など、異なる形態の立体造形の裏側に迫る。
- ITEM001
進化した可動美少女フィギュア
S.H.Figuarts『星宮いちご』
- ITEM002
デジタルとアナログの融合
『ライオンヘッド』
- ITEM003
3Dプリンタを用いたデジタル・アート
YAOYOROZ
- SPECIAL
モデルデータプレゼント
『type-Horus』
ITEM001
進化した可動美少女フィギュア
S.H.Figuarts『星宮いちご』
より広い可動域、より美しいシルエットを実現した美少女フィギュアが誕生した。今回は企画から新素体の開発、そしてシリーズ最新情報やイベントのバックグラウンドなど、様々な視点からデジタル造形の活用術を紹介する。
ITEM003
3Dプリンタを用いたデジタル・アート
YAOYOROZ
3Dプリンタの出現はデジタル・アートの可能性を広げた。ここでは「YAOYOROZ」プロジェクトより、異なるアプローチで制作された2つの作品を紹介する。
特別企画&連載記事
Cover Story
HOT STUFF
- 日本科学未来館ドームシアター作品『9次元からきた男』
- 映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』
- 映画『アイアムアヒーロー』
- ヒストリア式 UE4による建築ビジュアライゼーション
日本科学未来館ドームシアター作品『9次元からきた男』
近年、盛り上がりをみせる教育エンタメ。その最新かつ要注目作品がここに紹介する『9次元からきた男』だ。ビッグバン以前の“無の空間”を映像で表現するといった、極めて難しいテーマに挑んだオムニバス・ジャパンの中核スタッフに、その創意工夫をたずねた。
映画『マンガをはみだした男 赤塚不二夫』
伝説的漫画家・赤塚不二夫氏の生誕80周年を記念して、氏の生涯に迫るドキュメンタリー映画が公開される。2D/3Dアニメーションと実写映像を融合させた「アニメイテッド・ドキュメンタリー」制作の裏側を聞いた。
映画『アイアムアヒーロー』
花沢健吾原作による漫画『アイアムアヒーロー』がついに実写映画化!多くの海外映画祭で評価され、これまでの日本における感染パニック映画の歴史を変えるとも言われる本作のメイキングを紹介する。
SERIAL
- アニメCGの現場
- Observant Eye
- ModelingCafe コンセプトモデリング講座
- JET STUDIO Effect Lab.
- Houdini Cook Book
- 画龍点晴
- Motion Sack of Stunt Man
- アニメーションスタイル
- アニメ作画School
- 海外で働く日本人アーティスト
アニメCGの現場
NHK『みんなのうた』「僕はここで生きていく」
今回、取材したのはNHK『みんなのうた』で放送された「僕はここで生きていく」のアニメーション映像だ。制作したのはアート性や作家性を備えた作品を発表してきたことで知られるECHOES。同社はアニメーション作家の児玉徹郎氏が中心となって設立したプロダクションで、小規模ながら企画から演出、美術、3DCG、カット作業、撮影など全ての工程を自社で行えるのを強みとしている。
Motion Sack of Stunt Man
手、指の表現を考える
バラをつまむときの指の添え方や、ぐっと力を込めた拳の握り方ひとつでそのキャラクターの強さや心情なども表せると思います。今回は指先のアレコレがいかにCG 上で面倒かを重々承知した上で、あえての「手の(指の)表現」という小さなことを考えてみたいと思います。