第1特集
エフェクト探究
実写合成、フルCG、アニメ、ゲームなどあらゆる映像作品に華を添え、迫力を与えるエフェクト。本特集では、エフェクトをつくる上での考え方から、印象的な表紙グラフィックのメイキングや自然現象を応用した魔法エフェクトの制作法、NPRエフェクトの事例などを通して、「エフェクト」を様々な側面から探っていく。
- Introduction
フォトリアルなエフェクトをつくるための4つのポイント
- Tips 01 Jet Studio Effect Lab.特別編
自然現象を応用した創作系エフェクトの制作
- Tips 02 Houdini Cook Book特別編
表紙メイキング「Wu Xing」
- Review
FumeFX 4.0 for Maya レビュー
- Case Study 01
『ストリートファイターV』
- Case Study 02
『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-』
Tips 01 Jet Studio Effect Lab.特別編
自然現象を応用した創作系エフェクトの制作
今回はエフェクト特集ということで、趣向を変えてこれまでの連載で数々の自然現象の模写を通じて培った知識と経験を応用して、非現実系の創作エフェクト制作に挑戦してみます。
Case Study 01
『ストリートファイターV』
第12話『evangelion:Another Impact(Confidential)』
UE4によるユニークなNPR表現が話題となった『ストリートファイターV』。開発全体の概要については本誌212号で紹介したが、そのとき詳しく触れられなかったエフェクト制作について、改めて話を聞いた。
第2特集
映画『ムーム』-Prelude-
堤 大介&ロバート・コンドウ監督による3DCG短編アニメーション映画となる本作。本誌では継続的にメイキングをお届けしていく予定だが、今回は監督インタビューをはじめ作品概要や制作体制、アートディレクターによるアート解説などをお届けする。
- Introduction
本作を観る前に知っておくべき基礎知識
About『ムーム』
- Directors' Eye
海外のスタイル×日本の制作陣で臨む映像の頂き
堤 大介&ロバート・コンドウ 監督インタビュー
- Producers' Eye
プロデューサーINTERVIEW
長く険しい道のりを歩んだ世界で戦うためのプロジェクト
- Art Directors' Eye
アートディレクターINTERVIEW
目指すビジュアルとそれを実現するための指標
Directors' Eye
海外のスタイル×日本の制作陣で臨む映像の頂き
堤 大介&ロバート・コンドウ 監督インタビュー
ピクサー出身の監督が、日本のスタッフとタッグを組んで制作した本作。従来の日本の作品とは大きく異なる制作スタイルや監督の哲学、意識のもち方には世界レベルの作品づくりへのヒントがたくさん隠されている。
Art Directors' Eye
アートディレクターINTERVIEW
目指すビジュアルとそれを実現するための指標
監督と同様、本作にクレジットされているアートディレクターは2人いる。監督がイメージする作品世界を最終的なビジュアルとして落とし込むために2人の得意分野を活かしながら、画づくりの方向性が固められていった。
特別企画&連載記事
HOT STUFF
- 映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
- TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』OP
- Blenderによるオリジナルショートムービー『horror』
- Unite 2016 Tokyoレポート
映画『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
12館からスタートという小規模公開ながら、興収2億円というスマッシュヒットを記録した『HK/変態仮面』。3年の時を経て、その続編がいよいよ公開される。前作をはるかにしのぐスケールで描かれるVFXを手がけたレスパスビジョンの中核スタッフたちに、その創意工夫を聞いた。
TVアニメ『甲鉄城のカバネリ』OP
TVアニメのOPやEDは作品の魅力が詰め込まれ、さらに新たな表現への挑戦の場にもなっている。今回はそのOP制作に特化してTVアニメ『甲鉄城のカバネリ』を例に、ステロタイプの取り組みをご紹介しよう。
SERIAL
- Game Graphics Studio
- アニメCGの現場
- VFXアナトミー
- デジタル造形ノート
- Observant Eye
- ModelingCafe コンセプトモデリング講座
- 画龍点晴
- Motion Sack of Stunt Man
- アニメーションスタイル
- アニメ作画School
- 海外で働く日本人アーティスト
Game Graphics Studio
『NARUTO -ナルト- 疾風伝ナルティメットストーム4』
これまでのシリーズで培ってきた、サイバーコネクトツーの代名詞とも言える超アニメ表現。本作は今世代機への対応により、ハイクオリティなビジュアルへとさらなる進化を遂げた。ここでは、それを実現した技術や制作上の工夫について紹介していこう。
アニメCGの現場
映画『プリパラ み〜んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』
老舗スタジオのタツノコプロが制作を担当している本作は、3DCGで表現された華やかなライブシーンが見どころのひとつだ。その物量をこなすため、制作側もR&Dに力を入れてスクリプト開発を行なったり、ライブシーンのダンスなどはモーションキャプチャを使用しているが、それも光学式とMVN(慣性式)の2ラインを使用するなど、劇場版ならではの制作体制を採っている。
デジタル造形ノート
アニメ『艦隊これくしょん -艦これ-』スーパープレミアムフィギュア
“長門”&“長門艤装 -41cm連装砲-”
近頃プライズ・フィギュアのクオリティが急激に上がってきている。今回はセガプライズのスーパープレミアムフィギュアを例に、メーカーと原型師の挑戦について紹介しよう。