第1特集
ハイエンドゲームCG2015
PS4/Xbox Oneが発売され、タイトルも出揃ってきた感のある昨今。 本特集では注目タイトルのメイキングのほか、GDCにて無料化が発表されたUnreal Engine 4やエンターテインメントの新たなかたちとして盛り上がりを見せつつあるVR技術の動向など、進化を続けるリアルタイムグラフィックス技術の最新事情を紐解いていく。
- GAME01
『Bloodborne』
by フロム・ソフトウェア
- GAME02
『FINAL FANTASY 零式 HD』
by スクウェア・エニックス&ヘキサドライブ
- GAME03
『ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城』
by コーエーテクモゲームス
- Art Making
『サイコブレイク』
by Tango Gameworks
- Technical Making
Unreal Engine 4テストシーン
『打ち捨てられた廃墟』
by イニス
- Column
次世代コンピュータエンターテインメント
「VR」の最新動向
GAME01
『Bloodborne』
by フロム・ソフトウェア
国内外のコアゲーマーから支持を集めるアクションRPG最新作は、PlayStation 4専用として全面的な“次世代化”を果たした。強力なマシンパワーを活かし、どのようなシステムとアセットがつくられたのか。そのノウハウに迫る。
GAME02
『FINAL FANTASY 零式 HD』
by スクウェア・エニックス&ヘキサドライブ
2011年に発売されたPSPタイトル『FINAL FANTASY 零式』(株式会社スクウェア・エニックス)をPS4/Xbox One向けにリマスターした本作。 KANSAI CEDECでの講演でも大きな反響を呼んだそのHDリマスタリング技術について、講演で語られなかった部分を中心に紹介していきたい。
第2特集
NHKスペシャル『生命大躍進』
5月から3回にわたり放送される、最先端の科学ドキュメンタリー番組NHKスペシャル『生命大躍進』。 考証の下で再現される太古の世界や、最新の研究により解読されたDNAに基づく進化の解説など、4Kによる高精細の映像とハイクオリティなVFXで描く本作は、ドラマとは異なるドキュメンタリー番組ならではの難しさがあったという。 今回は太古の海中と陸上世界、そして番組の主題でもあるDNAのインナーワールド映像などをいかにして作り上げていったのか、中核スタッフへの取材を基に紹介する。
- INTRODUCTION
イントロダクション
- EPISODE 01
太古の海中世界
- EPISODE 02
太古の陸上世界
- COLUMN
インナーワールド&解説映像
EPISODE 01
太古の海中世界
生命が誕生したといわれる海中世界はほぼ3DCGで描かれている。 考証資料を基にしているとはいえ、現代では見ることのできない生物を忠実に再現することは至難の業だ。 舞台である海中、そして太古の生物を見事に映像として甦らせた匠の技をみていこう。
COLUMN
インナーワールド&解説映像
ここでは、目に見えない体内を描く「インナーワールド映像」や「解説映像」など、科学ドキュメンタリーらしい表現について紹介する。 これらの映像を担当したNHKアートがどのように世界を構築していったのか、中核スタッフに聞いた。
特別企画&連載記事
HOT STUFF
- 大河ドラマ『花燃ゆ』OP
- TVアニメ『えとたま』
- DX超合金 VF-19 ADVANCE(『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』)
- PV『AC Milan vs.Super Car by TOYO TIRES』
- Toon Boom「Storyboard Pro」レビュー
- Video Copilot「Element 3D V2」レビュー
大河ドラマ『花燃ゆ』OP
NHKの大河ドラマ第54作目となる『花燃ゆ』が放送中だ。 激動の幕末を舞台とする本作のオープニング映像(タイトルバック)は、デジタルベースの多種多様なアート活動で注目をあつめるチームラボが制作を担当。 実制作を手がけたチームラボ 映像チームのメンバーたちに話を聞いた。
TVアニメ『えとたま』
4月から放映中のTVアニメ『えとたま』。 干支をモチーフに擬人化されたキャラクターがバトルありギャグありで走り回る本作は、白組初のオリジナルTVアニメ作品であり、CGパートの制作も担当している。
DX超合金 VF-19 ADVANCE
(『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』)
ハイクオリティなコレクターズアイテムを多数、発売しているバンダイ コレクターズ事業部。 常識を超えた超絶変形が魅力のDX超合金シリーズより、『劇場版マクロスF〜サヨナラノツバサ〜』(2011)に登場したVF-19 ADVANCEの発売にあたり、その設計テクニックを紹介する。
SERIAL
- VFXアナトミー
- アニメCGの現場
- JET STUDIO Effect Lab.
- Houdini Cook Book
- 画龍点晴
- Digital Video for VFX
- Motion Sack of Stunt Man
- アニメ作画School
- 海外で働く日本人アーティスト
VFXアナトミー
映画『寄生獣 完結編』
前作のノウハウを活かしたCGワークに、ミニチュアワークやコマ撮りなど、白組らしい手法を織り交ぜて完成した『寄生獣 完結編』のVFXワークについて、 白組 調布スタジオのスタッフに話を聞いた。
アニメCGの現場
TVアニメ『SHOW BY ROCK!!』
サンリオによるキャラクタープロジェクト『SHOW BY ROCK!!』のTVアニメ化作品の本作は、ボンズによるドラマ部分の作画アニメパートと、演奏やバトルなどのフルCGパートに分かれており、CGパートではTVアニメのクオリティをはるかに超えた3DCGアニメーションが展開されている。 この3DCGアニメーションを担当したのが、スタジオグーニーズだ。