CGWORLD 2016年9月号 vol.217

第1特集
映画『シン・ゴジラ』

第2特集
3DCGで描くアニメ背景

判型:A4ワイド

総ページ数:144

発売日:2016年8月10日

価格:1,540 (税込)

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第1特集
映画『シン・ゴジラ』

7月より公開中の映画『シン・ゴジラ』。脚本・総監督を務めるのは庵野秀明氏で、巨大なゴジラの姿を3DCGで描いたことでも注目を集めている。今回は本作に関わった多彩なアーティストやエンジニアたちを取材。ゴジラを中心にVFX制作について特に見どころとなる要素を解説していく。

  • WORKFLOW
    VFXの制作体制とワークフロー
  • CHARACTER DESIGN
    ゴジラ制作の軸となった雛型の作成
  • PRE VISUALIZATION
    ヴァーチャルカメラや3Dスキャンを取り入れたプリヴィズ
  • MONITOR GRAPHICS
    ストーリーを彩るモニターグラフィックス
  • VFX
    3Dスキャンデータから動くゴジラモデルをつくる、ほか
CHARACTER DESIGN
ゴジラ制作の軸となった雛型の作成

ゴジラの姿を描き出すにあたり制作されたのが造形家・竹谷隆之による雛型だ。今回は特別に竹谷氏にインタビューをすることができたので、 制作の様子を詳しく紹介しよう。

VFX
3Dスキャンデータから動くゴジラモデルをつくる、ほか

本作のVFXは白組を中心に多数のプロダクションが参加している。今回は中核となったアーティストたちに取材。制作のポイントを聞いた。まずはゴジラのモデリングから解説していこう。

第2特集
3DCGで描くアニメ背景

昨今のアニメ背景は、程度の差こそあれ3DCGが採り入れられることが増えてきた。そこで今回は、映画『ONE PIECE FILM GOLD』における東映アニメーションと草薙がタッグを組んで描き出した3DCGを最大限活用する大胆な背景と、アニメ『魔法使いの嫁』グランドPVにみるサブリメイションが命を与えた美術素材の魅力を引き出すしおらしい背景という、異なるアプローチの背景制作を紐解いていく。

  • 映画『ONE PIECE FILM GOLD』
    東映アニメーション×草薙
  • 『魔法使いの嫁』グランドPV
    サブリメイション
映画『ONE PIECE FILM GOLD』
東映アニメーション×草薙

原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務めるこの夏注目の大作映画『ONE PIECE FILM GOLD』。東映アニメーションと草薙がタッグを組み、舞台となる巨大黄金船グラン・テゾーロの3Dモデルを作成して様々な背景を描き出した。ここでは、2社共闘の背景制作に迫る。

『魔法使いの嫁』グランドPV
サブリメイション

ヤマザキコレ原作の人気漫画『魔法使いの嫁』。その世界観や雰囲気を表現したグランドPVが公開された。ここでは、美術素材を活かして描かれた美しいグランドPVの背景制作について紹介する。

特別企画&連載記事

短期連載
  • IDOLiSH7『RESTART POiNTER』MV 後編
  • バンダイナムコスタジオ アニメーションの流儀 第2回
  • Deep Inside『ムーム』 #02
HOT STUFF
  • 映画『ルドルフとイッパイアッテナ』
  • Unreal Engineによるモーションキャプチャリアルタイムワークフロー「Unreal Stage」
映画『ルドルフとイッパイアッテナ』

児童文学の名作が、30年の時を経てフルCGアニメ映画として映像化。人間とは異なる瞳孔や毛並みなど、「猫の表現」をとことんまで突き詰めたOLM Digitalの技術力の一端を紹介しよう。

SERIAL
  • Game Graphics Studio
  • アニメCGの現場
  • VFXアナトミー
  • デジタル造形ノート
  • Observant Eye
  • ModelingCafeコンセプトモデリング講座
  • JET STUDIO Effect Lab.
  • Houdini Cook Book
  • 画龍点晴
  • Motion Sack of Stunt Man
  • Open Up!
Game Graphics Studio

『マジシャンズデッド』
数多くのアーケードゲームの開発実績をもつバイキングがパブリッシャーとして送り出す初のオリジナルタイトル『マジシャンズデッド』が今冬稼働に向けて開発中だ。モーションセンサーとコントローラの組み合わせによる独特な操作感にマッチするグラフィックはどのようにつくられているのだろうか。

アニメCGの現場

『planetarian』
本作は、全5話からなる配信版と9月3日(土)公開の劇場版で展開されるゲーム原作のアニメ作品だ。制作はTVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』などで知られているdavid production&津田尚克監督が務める。3DCGはプラネタリウム館内、投影機、上映プログラムやメカなど用途が多岐にわたるため、しっかりとつくり込むという方針から信頼の置けるグラフィニカが担当することとなった。今回は配信版における制作を中心に紹介する。

VFXアナトミー

きゃりーぱみゅぱみゅ 『最&高』MV
2016年4月20日(水)にリリースされた12thシングル『最&高』のMVは、田中秀幸氏のディレクションの下、十十(ジット)がポストプロダクションをリードするかたちで制作された。十十が得意とするフォトリアルなCG・VFXは本作でも遺憾なく発揮されているのだが、本制作は実質2週間ほどという、非常にタイトな制作条件の下でも田中監督独自のデザインセンスがあふれた、強力なビジュアルインパクトを放つ逸品に仕上がっている。

デジタル造形ノート

『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』 婁震華
今回紹介するのはTVアニメ『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』(2015)に登場するアニメオリジナル・キャラクター、婁震華(ロー・チェンファ)。 グッドスマイルカンパニーより発売予定の作品だ。原型を担当したのは日本におけるフィギュアのデジタル原型のパイオニアともいえるKnead。同社スタッフの手がけたボーカロイド「IA -ARIA ON THE PLANETES-」はワンダーフェスティバル2013[冬]のワンダーショーケースに入選し、デジタル造形の普及における大きな弾みとなった。

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映画『シン・ゴジラ』

  • WORKFLOW
    VFXの制作体制とワークフロー
  • CHARACTER DESIGN
    ゴジラ制作の軸となった雛型の作成
  • PRE VISUALIZATION
    ヴァーチャルカメラや3Dスキャンを取り入れたプリヴィズ
  • MONITOR GRAPHICS
    ストーリーを彩るモニターグラフィックス
  • VFX
    3Dスキャンデータから動くゴジラモデルをつくる、ほか

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3DCGで描くアニメ背景

  • 映画『ONE PIECE FILM GOLD』
    東映アニメーション×草薙
  • 『魔法使いの嫁』グランドPV
    サブリメイション

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短期連載
  • IDOLiSH7『RESTART POiNTER』MV 後編
  • バンダイナムコスタジオ アニメーションの流儀 第2回
  • Deep Inside『ムーム』 #02
HOT STUFF
  • 映画『ルドルフとイッパイアッテナ』
  • Unreal Engineによるモーションキャプチャリアルタイムワークフロー「Unreal Stage」
SERIAL
  • Game Graphics Studio
    『マジシャンズデッド』
  • アニメCGの現場
    『planetarian』
  • VFXアナトミー
    きゃりーぱみゅぱみゅ 『最&高』MV
  • デジタル造形ノート
    『ケイオスドラゴン 赤竜戦役』 婁震華
  • Observant Eye
  • ModelingCafeコンセプトモデリング講座
    バイペダルメカ
  • JET STUDIO Effect Lab.
    線香花火
  • Houdini Cook Book
    Spine
  • 画龍点晴
    画龍
  • Motion Sack of Stunt Man
    立ち姿と手のニュアンス〜第2回:腕を組む〜
  • Open Up!
    オススメしたい4Kモニタ/ディスプレイ
INFORMATION
  • PRODUCTION LOUNGE
  • SPECIAL PRSENT
  • AD INDEX
  • 次号予告
CGWORLD 2016年9月号 vol.217

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1,540 円(税込)

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