NASAスタッフの著者2人が、光に満ちた宇宙をやさしく解説!
人類は数千年にわたり、見える光、見えない光の謎を解き明かそうと挑んできました。また、最新科学は、光を利用して、極小の世界と宇宙の神秘を1つずつ、明らかにしています。
チャンドラやハッブルなどでとらえた美しい宇宙観測写真から電子レンジやレントゲンといった身近な光、ホタルや鉱石の輝きなどの自然現象まで、美しい図版でひも解きます。
各章では、スペクトルの7種の光(電波、マイクロ波、赤外線、可視光線、紫外線、X線、ガンマ線)の違いと共通項を順に取り上げています。それぞれの光の放射温度、波長、エネルギー、その光を利用した機器、主な特性を紹介した後には、鮮やかな写真によって自然、歴史、テクノロジーを掘り下げます。
さらにエピローグでは絵画における光と色の表現、光学顕微鏡における可視光線とレンズの利用、番外として影を取り上げ、より身近な光を理解します。
本書は、「Light: The Visible Spectrum and Beyond」の日本語版です。
Chapter 1: 電波
Chapter 2:マイクロ波
Chapter 3:赤外線
Chapter 4:可視光線
Chapter 5:紫外線
Chapter 6:X線
Chapter 7:ガンマ線