2016/11/24
『The Art of INEI コンセプトアート』の著者
富安健一郎氏に本書の”みどころ”を聞いた
圧倒的な世界観と画力のコンセプトアーティスト集団「INEI」の初となるアート集が発売。代表を務める富安健一郎氏に本書のみどころについて語ってもらった。
『The Art of INEI』のみどころは?
この書籍は作り始めて(自分のパソコンに作品フォルダを作って)から約3年の年月をかけて作りました。
それまでに様々なコンセプトアートを描いてきましたが、その中でも厳選した作品を本書では掲載しています。
また、本書は単なるアートブックではなく、コンセプトアーティストとして今まで培ってきたコンセプトメイキングや描き方のハウツーまで、実用的な書籍にもなっています。
掲載する作品の選定には悩んだのではないですか?
そうですね。作品の選定にはとても悩みました。
もちろん全ての作品を掲載できるわけではないのですが、絵を描く作業と並行して自分の作品ランキングを作っていました。
また新しい作品ができあがると途中でランキングが入れ替わりとても悩みました。
本書で気に入っているところはどこですか?
表紙が一番のお気に入りです。
幼馴染で電通のデザイナーをしている友人に表紙をデザインしてもらいました。
INEIのロゴからフォントファミリーを作ってくれて、INEIの世界観が書籍全体に表現されたと思っています。
また、表紙のタイトルは箔押しで作りました。背景の絵とマッチしてとにかくかっこいい仕上がりになっています。
どのような人に本書をおすすめしますか?
コンセプトアートに興味がある人、コンセプトアーティスト、これから目指す人はもちろん。
コンセプトアートの理解を深めていただくためにもプロデューサーや経営者にも見てもらいたいですね。
また、コンセプトアートはプロジェクトを進める上の作品になるのですが、アートが好きな一般の人にも広く見てもらえたら嬉しいですね。
ーーありがとうございました。
The Art of INEI コンセプトアート
4,320円(税込)